イギリスといえば、世界的に知られるファッションデザイナーを多く輩出しています。日本でも知られるブランドを手がける、イギリス出身デザイナーたちをご紹介します。
トーマス・バーバリー
トレンチコートや「バーバリー・チェック」で知られる「バーバリー」は1856に創業した歴史のあるイギリスブランドです。創設者はトーマス・バーバリーで、創業当時は弱冠21歳だったとか。
ポール・スミス
メンズラインを中心に、スーツ、カジュアル、バッグなど、幅広いアイテムを手がけるポール・スミス。「シグネチャーストライプ」の象徴的なデザインでも知られ、日本でも若い男性を中心に人気です。2013年には回顧展が開催され、2016年には日本でも巡回展が行われました。
ヴィヴィアン・ウエストウッド
「パンクの女王」として知られるヴィヴィアン・ウエストウッドはパンク・ロックブームに乗って、個性的なファッションで人気を博しました。ブランドロゴのオーブ(宝玉)のマークも有名です。残念ながらヴィヴィアンは2022年末にお亡くなりになりましたが、彼女のパンクスピリットはこの先も語り継がれることでしょう。
マリー・クワント
1960年代に、それまでタブーとされていた「ミニスカート」を流行させ、「スウィンギングロンドン」ムーブメントを巻き起こしたマリー・クワント。戦後の新しい現代的なファッションスタイルを提案したことで、ファッション誌にその名を残しています。2019年には回顧展が開催され、2022年に日本でも巡回展が開催されました。
ステラ・マッカートニー
ステラ・マッカートニーは有名ブランドのクロエでデザイナーとして仕事をした後、自身のブランドとなる「ステラ・マッカートニー」を立ち上げました。また、世界的ロックバンド「ビートルズ」のメンバーであるポール・マッカートニーを父に持つことでも知られています。
アレキサンダー・マックイーン
アレキサンダー・マックイーンは若くして自らのブランドを立ち上げ、さらには有名ブランドであるジバンシィのデザイナーとして抜擢されて活躍しました。残念ながら2010年に40歳の若さで亡くなっていますが、現在でもブランドは存続しています。
いかがだったでしょうか。ブランドの商品を購入したことはなくても、デザイナーやブランドの名前は聞いたことがあった方も多いと思います。ぜひ各ブランドの商品をチェックして、イギリスのファッション文化の多様性を感じてみてください。